2014年8月31日日曜日

Tartan check Tunic - 一枚裁ちの洋服作り

ミシンを買ったのは去年のクリスマス前。

この間、青いシャツをマイペースに仕上げてから、「自分には裁縫はちょっとハードル高いかな。しばらくミシン使わないかもなあ」なんて思ってました。

でもその青いシャツを仕上げてから3日後、Wellington City Libraryに本を借りに行きました。Cityの図書館は日本語の本なんか置いてあって、就寝前の読書用の本を借りによく行きます。
そこの日本語書籍コーナーでこんな本見つけちゃいました。

「これならできる!一枚裁ちのかんたん手ぬい服」タイトルとおり、私にも出来るかも!!って思って借りてきちゃいました。一度は仕舞いこんだやる気ですが、またなにかフツフツと湧き上がってきました。

目標は借りてきた本の表紙にあるようなチュニックです。

洋服を作るとき、右袖、左袖、前、後ろなどパーツごとに生地を裁断して、縫い合わせていくのですが、この「一枚裁ち」ってのは、パーツに分けて縫い合わせるのではなく、一枚の布を服の形に切って縫い合わせます。

イメージは。。。こんな感じ。この紙が布だとします。それを四つ折にして服の前半分書き込みます。右上が襟首部分、左側に袖があります。
その1

それを切るとこうなります。
その2

1/2開くとこうなります。服っぽい。
その3

さらに開くとこうなります。
その4

こんな感じで布を切って、写真その3のように裏面を縫って、端を処理してひっくり返せばOKっていうやり方です。

さすがに手縫いは時間かかるのでミシンでやるぞーって思ったら、借りてきた本に落とし穴が。。。。本に付録とされている型紙が付いていませんでした。

でも、ここではくじけません。ネットで「一枚裁ち」「ワンピース」「型紙なし」で調べたら出てきました。

あとはネットと借りてきた本を参考に実行あるのみ。

今回の布はこちら。

Second hand shop(リサイクルショップ)で見つけました。200cm x 100cm、コットン生地です。なんと1ドル。これなら失敗しても凹まない!

ちょっと大きめになったのでここで生地を切って調節。


首周りを大きく切りすぎて、肩出しワンピースになりました。ちょっとだらしない。なのでその辺を工夫します。

途中経過の写真取るの忘れました。

完成品

首元が広くて肩がでます。襟元はバイアステープでとめました。


腰元に紐を通して調節できるようにしました。

後ろです。

実は、首元があまりにも広すぎて、肩が出すぎるため、襟元の後ろを寄せて縫い付けました。
それをカモフラージュすためにボタンと皮ひもをつけてみました。


一人で一からやったにしては上手にできました!!これはいいかも。この調子でミシンも頑張れそうね。

2014年8月28日木曜日

Roasted peanuts honey granola - グラノーラ

今日はグラノーラを作りました。作った?ってか、混ぜた。I made Granola. です。

ちょっと気になったGranolaと Muesliの違い。どちらも同じようなシリアル食品です。

グラノーラってRolled Oats を主体としたシリアル食品。中にドライフルーツやココナッツ、ナッツなど混ざっていて蜂蜜やシロップで味付けされてたりします。朝ごはんに牛乳やヨーグルトをかけて食べます。
こちらRolled Oats。いわゆる押し麦ですね。

しかしながら、スーパーのシリアルコーナーに行くと売っているのはこちら。
Muesli- ミューズリーというパッケージばかりですね。
ミューズリーも押し麦にナッツやドライフルーツなんかが入っていて、蜂蜜味なんてありますね。ほとんどグラノーラと同じです。こちらも食べ方は牛乳やヨーグルトをかけて朝食に食べるのが一般的です。

GranolaとMuesli、ぶっちゃけ何が違うって、Glanoraはアメリカ生まれで加熱処理されたシリアル食品。Meusliはスイス生まれの未加熱のシリアル食品。中身は大体一緒。Wikipediaによると加熱の有無の違いなのだと。

でもMuesliの方が一般的で、加熱されたのも売っているってのが現実。上の写真もToasted Muesli。

ってなわけで、私が作ったのはオーブンで軽くトーストしたので、加熱処理ありのGranolaってことになります。

簡単に作り方を書きます。家にあった有り合わせの材料だったり、けっこう適当です。蜂蜜が足しなかったのでピーナッツバターで代用しました。

Cacao nibはカカオの実を砕いたもので、チョコレートの原料ですね。戸棚に眠っていたので入れました。


材料
A
Honey 100g 
Peanuts butter 100g 

B
Rolled oats whole 300g 
Coconut long thread 100g 
Pumpkin seeds 100g 
Sunflower seeds 100g 
Cacao nib 50g 

Raisin 50g 
Cranberry 50g 
Dried mango  ちょっと
Dried apricot  ちょっと

1、Aの材料を大き目の鍋に入れ加熱します。蜂蜜が解けてピーナッツバターと混ざったら火からおろします。

2、Bの材料を鍋に入れて混ぜます。
3、天板に2を広げ、オーブンで150度20-30分、加熱します。

4、覚ましてからCのドライフルーツと混ぜて完成です。

私が使ったピーナッツバターは常温でもけっこうゆるいです。固めのピーナッツバターだったらMuesli barが作れたかもね。

2014年8月26日火曜日

Lavender and Rotorua mud soap - ラベンダーとロトルア泥せっけん

今回はロトルア泥せっけんのリベンジです。


ロトルア(Rotorua)っていうのはニュージーランドの火山台地にある都市で温泉、間欠泉のある観光地。日本の別府温泉みたいなとこ。ロトルアの街が硫黄の香りに包まれれいるとこです。

そこでとれる泥にはミネラル豊富。泥エステ、泥風呂、泥パックなどに使われるています。
こんな感じで泥が湧き出てます。

話がそれたわ。 前回作った泥せっけん、何が気に入らないかというと、泥がうまく混ざらなかった。
こちらが前回のせっけん。泥がダマになって残ってますね。あと、泥しか副材料を入れていないので無臭です。なんか味気(食べれないけど?)ない。

なので今回はラベンダー水を使って泥せっけん。

泥はRotorua Mud パック(泥パック)。

ラベンダー水はここで買いました。
http://www.nzherald.co.nz/rotorua-daily-post/business/news/article.cfm?c_id=1503434&objectid=11161580

5月にロトルアに行ったときにたまたま見つけた小さなラベンダーショップ。街中にあるので、ロトルアに行ったときに覗いてみてください。

石鹸の材料は基本どおり。オリーブ油、パーム油、ココナッツ油、キャスター油、苛性ソーダ。水をラベンダー水に換えて作りました。

油を溶かして。


ここに泥を入れてみます。本当は型に入れる直前に泥を混ぜるのですが、石鹸つくりのプロに聞いたら、油に混ぜると泥がよく混ざりますよって。

.........全然なじまない。ダマになって残ってます。プロが使う泥と違うのか、溶けきらずダマになってます。
もうしょうがないのでこのまま続行。

攪拌すること1時間。型入れ。

一晩おいて、次の日にカットします。
型から出しました。
切り分けます。
まっすぐ上手く切れないので、ネットで調べて。ギロチン台?みたいの作りました。これでまっすぐ切れます。

後は1ヶ月ほど乾燥させて完成です。


2014年8月24日日曜日

Beervana 2014

ニュージーランドではクラフトビール(地ビール)が年々、勢いを増しています。日本では家でお酒を作ると違法になりますが、NZでは自分たちで楽しんで飲む程度で、それを販売しなければ違法ではないんです。なのでNZでは趣味でビールを作る男性が多いんです。自分で作るビール、いわゆるクラフトビールは一言では表せない味の複雑。エールやらスタウトやらポーターとか、あげたらきりがないほど種類があって、ホップ、チョコレート、ココナッツ、ベリーなどアレンジ加えたりして無限に味のバリエーションがあるんです。

スーパーで売られている大手のビールはラガータイプでさっぱりして飲みやすい。

特にWellingtonは小さなbreweryが多いですね。最近、バーでもクラフトビール出すとこが増えてきました。

うちの相方もクラフトビールが趣味から仕事になった人。

で、毎年8月にNZ最大級のビール祭りがここ、Wellingtonで開かれます。

今年は8月21,22日の金土曜日の2日間、Westpacスタジアムです。

私は、金曜日の11-16時のセッション1でボランティア。

平日にもかかわらず、多くの人が来ていました。みんな仕事休んで来たんだろうな。

で、ボランティアすると1セッションのフリーチケット、16ドル分のBeervanaマネーとボランティアTシャツがもらえます。

まー、素敵な黄色Tシャツ。ディズニーランドで着たら迷子にならなくてすみそうね。

。。。。。。パジャマが増えました。


土曜日の6時からのセッション2にフリーで行ってきました。


6時開場を待つ行列。


最終日とあって人がいっぱいでした。


色々なビールの飲み比べ。


人気のGarage project のビールです。Flat whiteをイメージしたビール。なんだか注ぎ方失敗したビールに見えます。味は、コーヒーゼリーっぽかった。

定番のIPAやPale aleもあれば、Beervanaのために作られたビールもあって、どれを飲めばいいのか迷います。

寒い冬を吹き飛ばす、ビール祭りでした。

2014年8月15日金曜日

Blue Shurt - 青いシャツ

 去年のクリスマスに自分プレゼントでミシンを買いました。でも、ミシンを使うなんて小学校の家庭科以来。

実は裁縫、苦手です。ミシン使うのもちょっと苦手。まっすぐ縫うのに集中力が必要です(汗)

でもなんか自分で作ってみたくて。ミシンあったら、バックとかエプロンとか、ちょっとしたものが作れる。なのでチャレンジ。

始はランチョンマット作りました。

せっかくだから最終的には自分で服が作ってみたくなって。

始めの一歩。
ゴムスカート。
持つべきものは友達です!裁縫できる友達に手取り、足取り教えてもらいながら、シャツ、できました。



シャツ、やっっっと完成。

自分で着てみて。。。保育園の時、こんな柄のスモッグを着てた!!

いやいや、夏にお洒落に着こなして見せるぜ。

2014年8月12日火曜日

NZでフワフワなスポンジケーキ作るには

昨日お友達の誕生日会があって、バースデーケーキを作ることに。


バースデーケーキって言ったら、スポンジケーキに生クリーム塗ってあって、イチゴがのってあって。そんな日本的なケーキだったらうれしいですよね。
イチゴの時期じゃないのでフルーツのせました。

こちらは誕生日プレゼント用に湯たんぽケース編みました。

で、今日はスポンジケーキつくりのお話。

NZのケーキは甘すぎて、バターが多くて、モッタリしてて。

砂糖とバターの量を自分で調整るればある程度、軽いケーキに仕上げることはできます。でも小麦粉が。。。


なんといってもNZのPlain flour-小麦粉は中力粉。なかなかフワフワなスポンジケーキを作るのは難しい。

前に、ここのブログで小麦粉についてお話しました。詳しくはAbout flour-小麦粉のお話を見てください。




そこで、見つけました。薄力粉に代わるすばらしい粉を。

ホットケーキミックス!!

盲点でしたね。

ほら、こちらPlain flour のたんぱく質含有量。100gあたり10g。日本で言う中力粉になります。

で、ホットケーキミックス。私が買ったのは韓国製ですが。たんぱく質含有量は100gあたり8.3gと、薄力粉と同じですね。


きれいにできました。ホットケーキミックスにベーキングパウダーと砂糖が既に入っているので、その辺を調整しなければなりませんが、Cookpat にホットケーキミックスを使ったレシピが載ってました。


さすがに天ぷらはできませんが、スポンジケーキ、シフォンケーキのようなフワフワしたケーキ作りにはこちらのPlain flourよりホットケーキミックスを使うことをお勧めします。Asian shopに行けば日本製のホットケーキミックスもありますし。

お試しあれ。


2014年8月5日火曜日

Handmade toner - 手づくり化粧水

みなさん、スキンケア用品ってどうしてます?

私は始め、日本から持ってきたものを使っていました。2年目も日本に一時帰国したときに買ってきたものを使ってました。NZに住み始めてのうちはそれで良かったのですが、毎年日本に行くわけでもなく、はじめに手持ちのクレンジングオイルがなくなったんです。

で、メイク落とし用品をNZで探すんですけど、クレンジングジェルやらクレンジングフォームはあるけどオイルがない。どうしてもクレンジングオイルで化粧を浮かせて落としたかったんです。

で 、自分で作れないかなーって調べました。たまたま行き着いたサイトにスキンケア用品全般の作り方が書いてあったんです。化粧水なんて材料混ぜるだけの簡単なものでした。

それから自分で化粧水も乳液も作るようになりました。

今日はちょうど、化粧水がなくなったので化粧水の作り方のお話。


基本の化粧水

水 100ml
グリセリン (保水成分) 5-10ml


コレだけ。後は好きなエッセンスオイルで香りをつけたり、水をフローラルウォーターに置き換えたり。
市販のだとコレにコラーゲンだとかヒアルロン酸、米ぬかエキス、アロエエキスなんて 入ってますね。

グリセリンglycerineはOrganic commonsenseで売ってます。100g $7.7です。100mlの化粧水を作るのに10回分はあります。
透明でトロッとしてます。


じゃ、今日の作ったの
 ベースはBlossom water
尿素水溶液
ヒアルロン酸抽出液
グリセリン
オレンジエッセンシャルオイル

ヒアルロン酸は卵の薄皮をウォッカにつけて抽出液を作りました。


 手づくりなので短所もあります。
作る時、容器や器具の消毒。無添加なので少量作って早めに使いきらねばなりません。私は75ml作って1ヶ月で使いきります。涼しい気候なので保存にあまり気を使ってないですね。でも一応、生もの?なので冷蔵庫保存がベストだと思います。

2014年8月3日日曜日

Cinnamon and Honey soap シナモン蜂蜜せっけん

やっと強風がおさまりました。

ウェリントンは木曜日から強風が吹き荒れておりました。昨日の午後は雨がプラスされて、嵐のようでした。

で、本日はひさびさの石鹸作りです。

一般的な基本の石鹸作りの材料は
Olive oil オリーブオイル
Coconuts oil  ココナッツオイル
Palm oil パーム油
Caster oil ひまし油
Water
Caustic soda 苛性ソーダ

以上の材料に蜂蜜や牛乳を加えたりしてアレンジ石鹸が作られます。

オリーブオイル以外の材料はsoapcraft.co.nzで揃えました。私は石鹸や化粧水なんかの材料はここで買っています。
オリーブオイルはスーパーで買いました。

苛性ソーダは劇薬なので取り扱いには細心の注意が必要です。
 ゴム手袋、ゴーグルは必須です。あと、作業中は窓も開けて部屋を換気します。

今回はオリーブオイルを減らして、その分、Hemp oilを加えます。
Hemp oil=大麻油 なんて聞くと、ギョっとしますが、アサの種から搾り取った油には陶酔成分は含まれて降りませんので。こちらはOrganic commonsenseで買いました。料理用ですね。
精製されていないので濃い緑色で、強いごま油に近い香りをしています。

 では、石鹸を作っていきます。油類を温めて溶かします。

 固形のパーム油とココナッツオイルが溶けました。こんな感じ。


苛性ソーダ水溶液を混ぜていくと、ちょっと濁った色になります。
 ひたすら混ぜます。白濁色になっていきます。
目安は液がトロッっと、生地を持ち上げてリボン状に筋を残しながら落ちるくらい。お菓子作りに似てますね。

ここまできたら蜂蜜を加えます。で、生地を二つに分けて、片方にシナモンを加えて色つけします。

 二つの生地を軽く混ぜ合わせて型に入れます。
 上に、前に作った石鹸のくずをちらします。

マーブル模様にしてみました!

後は熟成させます。

 カットするのが楽しみだわ。